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1.概要

<アスベストとは>

 アスベストは「石綿(せきめん)(いしわた)」とも呼ばれ自然界に存在する鉱物繊維です。
 アスベストの単一繊維の直径は非常に細く、肉眼では見ることができません。このような直径が非常に小さい繊維は吸入性粉じんとなり、人がこの粉じんを吸入することにより、石綿肺、肺がん、中皮種などの様々な健康障害が発生するおそれがあります。

<アスベスト含有製品の主な種類、用途及び規制等の状況>

 アスベスト含有製品は下表のように様々な種類があり、それぞれ段階的に規制されてきました。その後、平成18年9月1日より労働安全衛生法施行令の改正により、一部の製品を除き石綿及び石綿をその重量の0.1%を超えて含有する全ての物の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止され、平成24年3月1日以降は、例外なくアスベストは全面禁止されています。

出典:東京労働局労働基準部・労働基準監督署「石綿(アスベスト)対策−予防から救済まで−」)

※石綿含有仕上塗材(リシン吹き付けなど)
 石綿障害予防規則の規制対象となる「石綿等」とは、石綿又は石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他の物であり、これが建築物に吹き付け工法により施工されたものについては、「吹き付けられた石綿」に該当し、その除去等作業に当たっては労働基準監督署への届出をはじめとした各種措置があります。

<アスベストに関する主な関係法令の内容と所管機関>
 アスベストによる健康障害の防止を図るとともに、工事中のアスベスト飛散による公衆災害を防止するため、法令・条例によって対策が定められています。

出典:東京労働局労働基準部・労働基準監督署「石綿(アスベスト)対策−予防から救済まで−」)