部会長 木下 素規 (安藤建設株式会社)

木下部会長
▲インタビューを受ける木下部会長
委員の皆さん
▲委員の皆さん
副部会長  
渡辺英人 (清水建設株式会社)
委員  
郡司宏史

(鹿島建設株式会社)

田原 悟 (前田建設工業株式会社)
藤井哲男 (株式会社白石)
木下 昌 (木下公認会計士事務所)
尼崎清剛 (株式会社建設経営サービス)
 
(順不同・敬称略)

編集部 部会発足時の活動方針については、 いかがお考えでしたか?
木下部会長 いま話題になっている財務会計というのは、どちらかと言うと上場会社向けですよね。東建は、会員の8割が中小企業ということから参考になるような題材がどういうものかということで悩みました。「退職給付」「税効果」「時価会計」というのを入れたのですが、それが果たして役に立っているのか心配なところですね。工事進行基準とかキャッシュフロー、経審というのは、当然役に立つ部分もあるのですが、まあ、非常に難しいですよね。会員の方に役に立つということを考えるのが一番の苦労でしたね。
編集部 「東建月報」 誌上セミナーの隔月連載のテーマで特に難しかったのは?
木下部会長 難しかったテーマは「時価会計」と「退職給付」ですかねえ。特に「退職給付」というのは、非常に難しいですからね。あれを読んで内容が分かるというのは…大企業の方でもなかなか計算が複雑で理解に苦しむものですからね。定められたページ数の中で、各テーマとも、詳しく書くとそれぞれ1冊の本ができてしまうくらいですからねえ。それを分かりやすくまとめるというのは苦労しましたね。また、隔月で全7回の連載でしたが、すぐに締切が来てしまうんですよね。時間的にも厳しかったですね。
編集部 この度、連載したものを小冊子に取りまとめられましたが、会員にはどのように活用してもらいたいですか?
木下部会長 まあ、読んで会計をどうしようというものではないと思うんですよね。実務レベルでは、もっと詳しい専門書を読んだり細かい勉強をしないといけないと思うので。ただ、この小冊子でいま会計というのはこういう動きがあるというのが分かっていただければ良いのかなと思います。そのまま経営に活かすというのには無理があります。逆にこれを見て、自分の会社は問題なくやっているな、という安心材料にされても良いのではないかと思います。うちは問題ない…と。
編集部 これから、この小冊子を元にセミナーを開催(9月13日)するわけですが、これだけはやっておいたほうが良いというようなことは、何かございますでしょうか? 冊子イメージ
木下部会長 建設関係として、一番は「工事進行基準」でしょうね。各社基準がバラバラで、外部からは曖昧だとも言われておりますので、これを機会に統一できれば良いのかなと思いますね。
編集部 今後、部会の活動はどのように進めて行きたいとお考えですか?
木下部会長 会員の方に役立つ会計情報というのは、なかなか難しいのですが…。上場会社の方々なんかは、投資家などへのディスクロージャー等、色々考えていらっしゃるようですが、協会会員の構成から考えると、もう少し地に足がついたと申しますか、本来の経営に直接関係あるような会計処理、税務などの身近な課題を取り上げて行きたいですね。
編集部 本業以外に、こうして東建の委員会活動をされて、ご苦労が多いかと思いますが、ストレス解消法やご趣味などがあればお聞かせください。
木下部会長 景気が悪いし、本業が悪いのでなかなかストレス解消とはいかないですねえ。ただ、クラシック音楽が好きで、コンサートにもよく行きますね。スポーツも学生の頃から色々とやっておりますが、大学時代はアーチェリーでオリンピック代表選考会まで行きました。会社に入ってからは、バドミントンを始めましてね。大会にも出ているんですが、これが結構運動量があって疲れるんですよ、年々(笑)。
編集部 本日は、お忙しいところ、誠にありがとうございました。

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